悪夢と現実(昼夜逆転生活の始まり)

2005–04–26 (Tue) 04:09
母によると、小さい頃の私は昼寝から目覚める時
「とても嬉しそうに、にっこり笑っていた。」…のだそうだ。
何か楽しい夢でも見ていたのだろうか?

その頃の夢の記憶は、全く無い。
その後、長く続く悪夢の時代が長かったからだ。
たぶん。 小・中・高…と、ずっと変な夢ばかり見ていた。
その後成人してからも、悪夢にうなされ続けていた。
しかも時々、いわゆる「金縛り」という状態にもなる。
休息のための睡眠が、私にとっての苦痛にすりかわる。

夜中に突然、目覚める事が多かった。
そのくらい追い詰められ、恐ろしい夢ばかり見ていた。
一度目覚めた後は、部屋に明かりをつけたままでないと
満足に眠れなかったほどだ。

だから自然と、昼間眠るようになっていった。
まわりでザワザワと人々が活動している時間帯は、良い。
夜中と違って、「いつ目覚めても周りが明るい」という
安心感が有る。

音が聞こえるのも、安心感の一つだ。
常に人の声が聞こえ、鳥がさえずり、犬が遠くで吠える。
車が通り過ぎ、あるいは止まり、再び動き出す。

突然夜中に目覚めて、朝までまんじりともせず待ち続けるより
むしろ、積極的に夜中起きていたほうがずっと楽しい。
誰もが眠りにつき、ひとりぼっちだったはずの寂しい夜が
実は、「とても騒がしくて賑やかなモノ」だったのだ…と気付く。

悪夢から目覚める時、何度も
『ああ、あれが夢でよかった』…と、思ったものだ。
本当に心の底から、現実に戻ってこられた事を感謝した。

自分の気持ちが安定してからは、ほとんど悪夢を見なくなった。
きっと、現実の方が甘く優しい。
何があっても、自分の力で乗り越えていけるはずだから。

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