2005–05–16 (Mon) 16:19
昨日、関東地方はえらい悪天候だったらしいですね。
そういえば、何だか遠くの方で雷ゴロゴロ鳴ってたりとか
してたような…
地域によっては、どでかい雹も降ったそうで…。
久しぶりに12時間睡眠してたので、その間に全てが終わってました。
ありゃりゃ。
5〜6年前くらい前に、ここ千葉県○○市でも
大層な雹が降ったんです。季節も、ちょうど今頃。
前日に原稿渡し終えて、爆睡の後…昼頃に目覚めたその日。
寝ぼけ眼で「笑っていいとも」なんぞ、ボーっと眺めてました。
……と、空の端が一転にわかにかき曇っていきます。
どす黒く、悪意さえ感じそうな禍々しい雲が、みるみるうちに
天空一面を多い尽くして。
パラパラ…と音がしたのは一瞬でした。
すぐにザァーーーッ…に変わり、ほどなくゴォーーーッ!!に。
ゴゴゴゴッ!ガガガガガッ!ガガガガ……
出窓のガラスに、絶え間なく硬質の物体が激突する音。
後にこの時の音を評して、戦争経験者は
「機銃掃射の音のようで、すごく恐ろしかった。」
と語ってらっしゃいました。
雹とは違い、時間が経っても溶ける事の無い飛礫。
ただの氷の塊でも恐ろしいのに、そういうものが頻繁に
飛び交う状況なんて…。
想像もつかない恐怖の日々ですね……
「雹だっ!!」
わかってはいても、すでに外はものすごい量と大きさの
それらが降り注いでいました。
表に出していた鉢植えの草花達を、避難させる暇も無いくらいに。
振り出してすぐに、私は家中の窓のカーテンを閉めました。
雹が当たって、ガラスが割れる危険が有ったからです。
一緒にいた母は、呆然としていたように思います。
足がすくんでいたのかも…。
見る見るうちに、庭に雹が降り積もります。
冬に雪が積もるみたいに、あたり一面を真っ白に変えて。
何分間か覚えてはいませんが、かなりの時間と量降り続けたそれは、
建物の影になって、降雹の害を免れた幸運な植物以外の全てを
完膚なきまでにえぐり、引き裂いて、襤褸切れのごとく変えていたのです。
降雹が唐突に終わり、あっという間に回復してゆく空模様。
あたり一面に漂う、引き裂かれた植物達の、
ムッとするほどの青臭い匂い……
呆然とする母を横目に、私は黙々と片付けを始めました。
放っておくと植物はすぐに腐りはじめ、耐え難い匂いを放つようになります。
何より、車庫の屋根も雹によってガラクタ同然になっています。
このガラクタを片付けない事には、帰宅した父が駐車スペースに
車を入れることも、ままなりません。
それより何より、こういう時ほど
「目の前の仕事に没頭することが、最大のストレス回避方法」
なんです。
嘆く事なら、後からでもゆっくりできますし。
幸いにして、我家の降雹被害は
「網戸が使い物にならなくなった」事と
「屋根がボロボロになった」事だけで済みました。
最も雹が激しく降り注いだ方角の雨戸を、その日に限って
閉めっ放しだったんです。
単に不精してただけなんですが、何が幸いするかわかりません。
他の家では、ガラスが割れて雹が降り込んで家の中が
水浸しになったり、大変だったようなのですが…。いやいや。
その当日1時間もしない内に、あたり一帯の建築業者や
リフォーム業者が、一斉に市内に押し寄せてきたのには笑いました。
なんつったって、絶好のかきいれ時ですからね。
ほぼ全ての家が、何らかの補修をおこなったので
業者は「濡れ手で粟」の大もうけだったようです。
その代わり、若干手抜き工事も混じっていたんで、困りもんでしたが。
こらっ!!
サイズの違う網戸を取り付けて、金払わせるつもりかよっ!!
(心の叫び…)